機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ〈上〉 (角川文庫)

一人はテロリスト一人は娼婦一人は軍人この全然接点の無い三人が地球行きのスペースシャトルに乗ることによって出会い運命が変わっていきます。
三人とも自分の今の現状に不満を持ちながらも生きていたのが互い互いに影響しあい相手の立場に気付かず惹かれていくのですが・・・。
初めて出会った人間の何気ない言葉で運命が変わるということをこの小説で痛感した。
三人が出会わなければ三人とも傷つかずに済んだのか三人が出会わなければそのまま自分の道に歩み続けていたのかしかし三人は出会ってしまったのである。


…彼はガンダム乗りの中で連邦政府の中核に一番ダメージを与えた人物なんじゃないだろうか>マフティー ナビーユ何故彼をそこまで駆り立てるのか。
答えはこの小説の中にある。
星五つ。




しかしまぁこれ程支持されるテロリストは珍しいですね。


もちろん常人には理解しがたい世界観は健在ですが。
主人公のハサウェイは、ラスト以外はそんなに目立たず、むしろギギとケネスがこの物語を形成してるように思えました。
搭乗機のクスイーは、正直初めは、これってガンダム?って感じだったけど、読み終わる頃には、なんか渋くて、カッコいい。
ミノフスキークラフトを噴かす姿を是非動画で見てみたい。