機動戦士ガンダムハイ・ストリーマー〈2〉クェス篇

2巻目は、ゼダとアムロの勝負からです。
私的にはかなり期待をしてたのですが結構あっさりしてたので・・・ちょっと残念でした。
この巻の見どころはやはり「つなぎ」の部分でしょうか。
1巻はバリバリ別次元的な話でしたが、2巻の中盤でいよいよ劇場版と話がつながりますね。




しかし1巻で活躍したゼダやカニンガム、アリョーナといった小説オリジナルキャラがあまり出てこなくなったのが残念でした。
劇場版を見た者としては補足にはなるのですが、いまいち新鮮味に欠ける内容でした。
富野氏のガンダム小説は映像作品の展開と大幅に異なることが多いので、それを期待していたというのもあります。


アムロ中心で、シャアとクエスがちょっと入ってくる感じ。
MSもまだ未完成だらけで、アムロは「ゼダ」、シャアは「プロトタイプサザビー」です。
エスの話でインドでの雰囲気が分かり、クリスチーナって誰?みたいな疑問にも答えが?(笑)もちろん新キャラも登場。


富野さんの描きたかったものを受け入れたい人は受け入れる。
そんな作品だと思う。